ダッズ世代のホームウェア

「　BASEGARMENTS　」

「BASEGARMENTS（ベースガーメンツ）」とは、ベース基地として自宅で着られるひとつ上のホームウェアという意味があり、同時にB.V.D.が約150年にわたって築き上げた「服装のベース」としてのアンダーウェアのラインアップをさらに充実していきたいとい思いも込められている。

－　第一弾　－
B.V.D.GOLDの糸を起用したアウターT 企画

「B.V.D.ベースガーメンツ」プロジェクトが始動！ヘイルメリーマガジンとのコラボレーションによってダッズ世代に向けた新しいホームウェアの企画開発や、既存アイテムの改良に取り組む第一歩として、2023年12月某日、第一回ミーティングが行われた。

ミーティングでは、「B.V.D.GOLD」の糸を使用したアウターＴシャツを企画しているという話を受け、小野里編集長が何点か私物サンプルTを用意。B.V.D.らしさをどこに活かせばよいか、具体的なディティールの話にまで及んだ。

キーワードは「タフネック」。 「B.V.D.のTシャツはタフな首元が魅力。そこを最大限に生かしたモノづくりを行っていきたいですね。」（小野里編集長）。繊維づくりのプロフェッショナルである社長はじめスタッフの方々も本気モードに。

「パッケージデザインもアメリカンに。」 1960年代当時のアメリカで、若者やワーカー達の間で人気を博したパッケージＴシャツがあった。それは「SPORTOPS(スポートップス)」と呼ばれるポケットT。シンプルで機能的な無駄を削ぎ落としたルックス、発色の良いPOPカラー、そしてB.V.D.のタフネックを生かしたアウターTとして、当時のモチーフを進化させた。

パッケージデザインの背面にはマニュアルが封入されている。「SPORTOPS」の特長である、タフネック、ポケット、生地、丸胴などの詳細が記載された専用マニュアル。ヘイルメリーマガジンでもおなじみのイラストレーター真壁一智さんの手によるホワイトTのイラストレーションとともに、編集部のファッション担当スタッフによる、キャプション原稿が掲載されている。

遂に、コラボレーションプロジェクト第一弾アウターT「SPORTOPS」が完成。顔料を用いた製品染めの仕上げ（ホワイトカラー以外）、同色2枚入り、カラー展開は5色。特に「赤みが入ったグレー」は小野里編集長が拘った絶妙な仕上がり。